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京都探訪 〜楽美術館・伏見稲荷大社

 

1月28日(火)・29日(水)に京都へ行って参りました。

本格的にお品物を探しにいくのは、半年ぶりくらいになるかと思います。

 

 

 

28日には、移動の合間に観光する時間がありましたので、「楽美術館」へ行きました。

楽美術館は、楽焼窯元の楽家に隣接した美術館です。楽家歴代の作品が見ることが出来ます。

 

今回は、新春展として「ことのはの宴」という展覧会が催されていました。

茶道具には欠かせない和歌や俳句から引用した「銘」をテーマにした作品を見る事が出来ました。

 

 

「銘」という非常に奥が深い文化に感動しました!

楽焼の黒茶碗などは、説明を詳しく読んで見ないと何を意図して制作したものかなかなか分からないですが、タブレット端末が美術館に置かれており、そちらで説明文を読むと制作背景を知る事が出来ます。

 

「早梅」「春霞」「常磐」「春日」「松風」「荒磯」「東風」

など、和歌や俳句とともに素晴らしい銘が付けられており、文化の持つ世界観が広がるように思えます。美しい和歌や言の葉には国を安泰にする力があるというほど重要なものだそうで、和歌や俳句も勉強しなければという思いになります!!

 

 

パンフレットの写真のものは、楽家11代目「慶入」の「菊」の模様が美しい作品です。黒や赤の茶碗、茶入れ、茶箱などとても綺麗でした。

 

 

 

 

 伏見稲荷大社にも行ってきました。

伏見稲荷大社は全国約3万社あります「お稲荷さん」の総本宮だそうで、一度訪れたいと常々思っていた場所です。

711年(和銅4年)創建だそうで、とても歴史があります。千本鳥居は写真映えがするので観光客にも大人気でした。

まさかあんなに沢山の鳥居があると思いませんでしたので、驚きました!

 

 

駅前に「いなり寿司」のお店がありましたので、稲荷といえばいなり寿司!という事で、いなり寿司を食べて帰りました。

油揚げが、稲荷の神の使いであるキツネの好物といわれ、稲荷神社の供物とされていたことから「いなり寿司」と呼ぶようになったのだそうで、稲荷神社といなり寿司との関係を物語る素晴らしい組み合わせだと思います。

 

 

 

 

京都は行く度に発見があります。今回は染めと織りとでそれぞれ見たいものがあったので、観光の他にも様々な場所を巡りました。

(とても良いお品が発掘されましたので、その様子は、後日お知らせしたいと思います!)