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京都探訪 〜 大徳寺さん・京都三千家ゆかりの地を巡る

 

 京都三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)全てにゆかりがある大徳寺さん。帯を探している合間に巡りました。

日頃は表千家・裏千家交代でお茶会が行われているそうで、利休忌になりますと全国から茶道の先生方がお集まりになるそうです。

 

大徳寺 総見院は織田信長の菩提寺だそうで、信長の一族のお墓があります。また、日本最古の侘助椿があります!何と樹齢400年!

 

この椿は、京都市指定天然記念物にもなっており、秀吉が千利休から譲り受けたものが大きくなったものだそうです。

確かに普通の椿と比べると、樹の幹や枝が野性味溢れた広がり方をしていて、沙羅双樹かのような素晴らしい枝ぶりです。

 

 

 

大徳寺大茶会では総見院方丈で秀吉が茶をたてたといわれ、そのお茶室が現代によみがえっています。

  

「臨済宗禅寺としての寺院の側面」・「千利休をはじめとした茶人やお茶室」・「信長や秀吉をはじめとした戦国武将ゆかりの地」というとんでもない勢いで文化が集積された場所になっています!!

 

 

 枯山水のお庭や方丈建築を見ていますと、戦国時代にタイムスリップしたような気分になります。

紅葉の時期になると紅葉のトンネルのようになっていてとても綺麗だそうです。

 

 

 

 

 

 また今回の京都旅行では、「紹巴織(しょうはおり)」の帯を見つけてきました。

千利休の弟子で、連歌家であり茶道家でもある里村紹巴(しょうは)を名前の由来としています。

 

 

 

 冬の創業祭(11月6日〜14日)にてお目にかけることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

冬の創業祭のお知らせ

 

冬の創業祭を下記の通り開催いたします。

11月6日(金)〜14日(土)

10時〜18時 (会期中は休まず営業致します)

場所:下久呉服店にて

 

コロナウィルスの影響もあり、催事が不定期になっておりましたが何とか冬の創業祭を開くことが出来ます。

今年は、刺繍の帯や西陣織の帯、東レシルック、各種小紋、紬など特集します。

 

期間も少し長めに設定しましたので、ご都合の合う日にお越しくださいませ

密を避けるため、御来店日時をご連絡頂けますと幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

老舗染匠・西陣老舗機屋 〜京都の着物と帯

 お写真の着物は、中央の紫の小紋が菱健さんの小紋です。源氏香の飛び柄です。

菱健さんは京都の名門の老舗染め屋さんです。古典の柄ゆきは洗練されていますので、お茶やお能などのお稽古や観劇だけでなく、街着としてお出かけにもオススメです。

 

となりの海老色の小紋は江戸小紋です。様々な伊勢型紙の寄せ柄になります。

水色の小紋は、三眠蚕糸の白生地に葵の柄を染めた小紋です。

 三眠蚕糸は一般的な四眠蚕糸より一回少ない脱皮回数の蚕でつくられた繭で織り上げた着物になります。繭糸が細いため、通常よりも手間がかかります。

 

 

 手前左の黄色の帯は、西陣織の九寸名古屋帯です。

有職模様を基調とした格調高い仕上がりになりますので、洒落ものばかりでなく、色無地や江戸小紋・軽い訪問着・付け下げや格のあるお着物にもピッタリです。

非常に良質な糸で一反一反が丁寧に織られております!!

縦糸の数が実用の帯の限界まで使われており、逸品です。織り込みも堅牢に織られているので、光沢のある地のしなやかさが、美しさを一層引き立てます。

 

 

菊柄と波の丸紋のベージュ地の帯は、同じく西陣織の名古屋帯です。

6通柄になっておりますので、お太鼓柄の帯より結びやすくなっております。こちらも有職柄を得意とした機屋さんのお品物です。

センスの良い、実用性の高い帯を織られます。

濃い地でも薄い地でもどのようなお着物にも合わせ易いと思います!

 

黒地の菊柄のものも同じく西陣織老舗機屋の名古屋帯です。地紋が灰色で唐草のような柄になっており、非常に洗練された美しい柄です。

 

 

 

 他にも、京都の帯・着物、各種紬や藍染めの着物などをご用意しております。

3月7日(土)〜3月14日(土)まで創業祭を致しますので、お店のほうにもぜひお越し下さいませ!

 

 

 

 


下久の店舗所在地・お問い合わせはコチラです。

 

 

 

 

 

京都探訪 〜楽美術館・伏見稲荷大社

 

1月28日(火)・29日(水)に京都へ行って参りました。

本格的にお品物を探しにいくのは、半年ぶりくらいになるかと思います。

 

 

 

28日には、移動の合間に観光する時間がありましたので、「楽美術館」へ行きました。

楽美術館は、楽焼窯元の楽家に隣接した美術館です。楽家歴代の作品が見ることが出来ます。

 

今回は、新春展として「ことのはの宴」という展覧会が催されていました。

茶道具には欠かせない和歌や俳句から引用した「銘」をテーマにした作品を見る事が出来ました。

 

 

「銘」という非常に奥が深い文化に感動しました!

楽焼の黒茶碗などは、説明を詳しく読んで見ないと何を意図して制作したものかなかなか分からないですが、タブレット端末が美術館に置かれており、そちらで説明文を読むと制作背景を知る事が出来ます。

 

「早梅」「春霞」「常磐」「春日」「松風」「荒磯」「東風」

など、和歌や俳句とともに素晴らしい銘が付けられており、文化の持つ世界観が広がるように思えます。美しい和歌や言の葉には国を安泰にする力があるというほど重要なものだそうで、和歌や俳句も勉強しなければという思いになります!!

 

 

パンフレットの写真のものは、楽家11代目「慶入」の「菊」の模様が美しい作品です。黒や赤の茶碗、茶入れ、茶箱などとても綺麗でした。

 

 

 

 

 伏見稲荷大社にも行ってきました。

伏見稲荷大社は全国約3万社あります「お稲荷さん」の総本宮だそうで、一度訪れたいと常々思っていた場所です。

711年(和銅4年)創建だそうで、とても歴史があります。千本鳥居は写真映えがするので観光客にも大人気でした。

まさかあんなに沢山の鳥居があると思いませんでしたので、驚きました!

 

 

駅前に「いなり寿司」のお店がありましたので、稲荷といえばいなり寿司!という事で、いなり寿司を食べて帰りました。

油揚げが、稲荷の神の使いであるキツネの好物といわれ、稲荷神社の供物とされていたことから「いなり寿司」と呼ぶようになったのだそうで、稲荷神社といなり寿司との関係を物語る素晴らしい組み合わせだと思います。

 

 

 

 

京都は行く度に発見があります。今回は染めと織りとでそれぞれ見たいものがあったので、観光の他にも様々な場所を巡りました。

(とても良いお品が発掘されましたので、その様子は、後日お知らせしたいと思います!) 

 

 

 

 

厳選! 老舗 西陣織の帯

 新元号元年の記念すべき神田祭りもようやく落ち着きまして、お祭り用品の並ぶ店内から呉服屋に戻りました今日この頃です。

 

先週中頃、京都を再訪しました。

1月末に伺いました際も貴重な体験が出来ましたが、今回もとても有意義な時間が過ごせました。

 

気がつけば、なぜかまた祇園を歩いておりました。舞妓文化への憧れでしょうか。

1月末に訪れた際は夜だったので、敷居が高くなかなか入るお店が見当りませんでしたが、今回は花見小路の一角にあります祇園RIGOLETTOさんでお昼を食べました。外見は町家建築ですが、スモークグリルとバーのお店です。

 

神田祭では手古舞の世話人を担当しましたが、日本の「舞」の文化にまた違った形でふれることが出来ました。祇園から石路小路やねねの路などの東山方面まで散策しました。歩いているだけで感性が磨かれるような美しい町家風景です。

 

 

夏物や麻のきものを探すことも考えていたのですが、今回は西陣織の帯で綺麗なものを多数見つけました。

美しい古典模様、美しい地色の九寸帯・袋帯・夏帯ともに東京では見つからないような帯ばかりです。

 

 

 

流石、京都のモノづくりです!

 

 

 

 

 

 

 

 

きもの・帯

 

 

 

夏物・絽小紋

 麻の葉模様の絽小紋です。薄いブルーの淡い地色が特徴的で、夏のおしゃれ着にお勧めです。

紗献上の八寸帯

 一般的な独鈷柄の八寸帯です。

浴衣にもしゃれものにもお勧めです。

九寸染帯

 竹笹柄の名古屋帯です。葉っぱの中に梅や松の柄があしらわれています。小紋の柄を使っているので六通柄になっています。


小紋

  矢羽の形に松や楓をあしらった飛び柄の小紋です。

小紋

 総柄の小紋です。

花織の紬着尺


京加賀友禅の訪問着

 

後ろ身頃

 なんの花ともつかないよう柄付けしてありますので、秋から春まで季節を問わずご着用いただくことが出来ます。

 

袖・後ろ身頃

 両袖の前後に模様を描いた贅沢なお品物になります。


レースオーガンジーコート

スリーシーズンご使用頂けるオーガンジーコートです。

 

スリーシーズンコート


紺地に白 唐花模様 注染浴衣

浴衣

\17,500

菊に竹柄 花田色 綿絽浴衣

浴衣

\15,000

 お仕立て済みですので直ぐにご着用頂けます。花火大会や夏のお出かけにお気軽にお召しになれます。

こちらは大小の桜柄が可愛らしい浴衣です。