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京都探訪 〜 大徳寺さん・京都三千家ゆかりの地を巡る

 

 京都三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)全てにゆかりがある大徳寺さん。帯を探している合間に巡りました。

日頃は表千家・裏千家交代でお茶会が行われているそうで、利休忌になりますと全国から茶道の先生方がお集まりになるそうです。

 

大徳寺 総見院は織田信長の菩提寺だそうで、信長の一族のお墓があります。また、日本最古の侘助椿があります!何と樹齢400年!

 

この椿は、京都市指定天然記念物にもなっており、秀吉が千利休から譲り受けたものが大きくなったものだそうです。

確かに普通の椿と比べると、樹の幹や枝が野性味溢れた広がり方をしていて、沙羅双樹かのような素晴らしい枝ぶりです。

 

 

 

大徳寺大茶会では総見院方丈で秀吉が茶をたてたといわれ、そのお茶室が現代によみがえっています。

  

「臨済宗禅寺としての寺院の側面」・「千利休をはじめとした茶人やお茶室」・「信長や秀吉をはじめとした戦国武将ゆかりの地」というとんでもない勢いで文化が集積された場所になっています!!

 

 

 枯山水のお庭や方丈建築を見ていますと、戦国時代にタイムスリップしたような気分になります。

紅葉の時期になると紅葉のトンネルのようになっていてとても綺麗だそうです。

 

 

 

 

 

 また今回の京都旅行では、「紹巴織(しょうはおり)」の帯を見つけてきました。

千利休の弟子で、連歌家であり茶道家でもある里村紹巴(しょうは)を名前の由来としています。

 

 

 

 冬の創業祭(11月6日〜14日)にてお目にかけることが出来ます。